心の声  ねえ、聞こえる?

 

 僕    えっ誰!?姿見えないし気持ち悪いんだけど。

 

心の声  僕は君だよ。君の心の声だよ。

 

 僕    ???

 

心の声  僕は今僕自身である君の意識に直接話しかけているんだ。

 

 僕    なんなのさ、いったいどういうこと?

 

心の声  君は今、善と悪、光と闇について考えていたね。

 

 僕    ・・・

 

心の声  君にとっての光とか闇とか、善とか悪ってどんなもの?

 

 僕    何だよ、いきなり現れて・・・突然そういわれると困るんだけど、光と善は正しいいことで言うなら正義かな?

       闇と悪は間違っていて愛を奪うものかな?

 

心の声  で、そうやって分離して考えて裁いてかぁ。

       君はそうやって自分で分けてしまった闇とか悪というものから愛を奪っていることに気がつかないのなぁ?

 

 僕    え!?君の言っていることが全然分からないし、何かすんごく腹立つよ!

       だいたい人に物を尋ねておいて、見下したような言い草は失礼だし不愉快だ!

 

心の声  ははっ!そうくると思ってたよ(笑)

 

 僕    人をおちょくってんのかぁ?こっちは君にめちゃ腹立ってるのに。笑う奴があるか!!

 

心の声  まあまあそうカッカしなさんなって。怒りのエネルギーは体に毒だよ。

 

 僕    (口には出さずに)何か本当にムカつく!コイツいったい何なんだよぉ・・・

 

心の声  話を戻すけど、光と闇、善と悪っていうのは本当は分けて考えるものではないんだよ。

       分けて考えるからオカシくなるんだ。もっともこの地球ではそう考えるように生まれたんだけどね。

 

 僕    僕のことはお構いなしって感じだね。

 

心の声  僕は君のご機嫌を取るためにわざわざ出て来た訳じゃないしね。

       それにさっきも言ったけど怒りのエネルギーは・・・

 

 僕    ああもう分かった、分かったよっ。しょうがないから君の話をちゃんと聞くよ。

 

心の声  そうするんなら最初から素直に人の話を聞けば余計な時間を取らずに済んだのにね。

 

 僕    (口には出さずに)やっぱりコイツ嫌いかも・・・

 

心の声  光と闇、善と悪は表裏一体でふたつ揃って完全なんだ。本当は分けられないものなんだ。

       それを分けて考えられる貴重なステージが地球という星であり学び場なんだよ。

 

 僕    (半ば嫌々で)で、その表裏一体とか完全とかってどういうこと?

 

心の声  例えば光、光が引き立つには闇というか暗がりとか影とかが必要になるよね。

       どれだけの光が集まってもそれは光の集合体であって個々の光は引き立たないでしょ?

       光があって闇がある。そしてお互いの存在が成り立つんだ。

 

 僕    それは本当の光と闇のことであって、人の心に巣食う闇とかの話とは別でしょ!?

 

心の声  一緒だよ、人の心の闇もね。じゃあ聞くけど、光と闇、善と悪と分けた考えの間には何があると思う?

 

 僕    ・・・よく分かんないけど、あえて言うなら壁かなぁ?今気ついたけど。

 

心の声  ふーん、思ったよりちょっとは賢いかもしれないね。でも不正解!僕が期待していた答えじゃないしね。

 

 僕    (キレ気味で)僕は確かにそんなに賢くもないけど、少なくとも君より出来た人間だと思うよ。

       僕は君みたいに失礼なことは人には絶対言わないからね!

 

心の声  言わなくても心で思ったら一緒だよ。その想いのエネルギーはは必ず相手に伝わってるからね。

       それに口に出さないのは君に抑圧された思いがあるからだよ。

       人を傷つけないようにって気持ちもあるんだろうけど、良い人に見られたいとか面倒なことは御免だとか。

       そういう気持ちを少しでも持っているなら自分のために言わないだけで打算の極みだね。

       僕は正直なだけなんだ。

 

 僕    ・・・君はきっと言葉だけで人を病院に送れると思うよ。で、さっきの質問の答えは?

 

心の声  君が今言ったことは大変正直でよろしい(笑) 

       あっ そうだったね。君が言った壁って答えも悪くはないけど、さっきの質問の正解は争いなんだ。

       光と闇、善と悪と分け隔てて考えている内はその間に争いが絶えないんだよ。

 

 僕    !

 

心の声  ようやくちょっとは気がついたみたいだね。

 

 

つづく・・・かも知れない。     

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