新型コロナウイルスから身を守る正しい撃退方法

 

本稿のポイントはただ一つ、有効なコロナ「ウイルス」対策に向けた考え方の提示にあります。

 アルコール「除菌」ではなく、ヨードうがい薬やオキシドールなどを使った「消毒」を徹底することで、リスクを有意に低減できると思います。

 コロナ「ウイルス」は「菌」ではありません。

 「何をそんなことにこだわっているんだ。こっちはお勉強したいんじゃない。役に立つことだけ教えてくれれば、それでいい!」

 こういったクレームを3.11の直後に言われた経験があるのですが、以下では役に立つことを記しますので、どうか身近でお役立ていただきたいと思います。

「コロナ菌」の生存期間・・・? 

SNSでふと目にし、反射的に「これはまずい」! と思った勘違いがありました。

 「コロナ菌」という文字列を見たのです。

 現在流行の兆しがみえる新型肺炎、治療法が確立されていませんが、その病原体を「菌」だと誤解しているらしい。

 いま「コロナ菌」で検索してみると「コロナ菌の寿命」「コロナ菌の生存期間」など、頭が痛くなるような鍵語がつぎつぎと登場しています。 

問15 家族に新型コロナウイルスの感染が疑われる場合に、家庭でどんなことに注意すればよいでしょうか? 

 (中略)

 (6)手で触れる共有部分を消毒しましょう。物に付着したウイルスはしばらく生存します。

 といった表記がありました。 国民の混乱を増幅していることが認識されます。

 ここでの私たちの目的は、適切に感染を予防することです。そのために、基礎の基礎から確認していきましょう。

 Point 1:ウイルスという病原体は「生物」ではない

 DNAやRNAなど遺伝情報だけを持つ「分子」「物質」で、餌をやったりする必要はなく、結晶化したりすることも可能な「非生物」であること。

 まずこの1の1を押さえておきましょう。

 そもそも生きていないのだから、ウイルスを殺すことなどできません。生存期間もへったくれもありません。

 ウイルスは、ほかの生物の体内に入り込み、自分の遺伝情報を与えて「他人のフンドシ」で「自己複製」するという、タチの悪い寄生の仕方をします。

 そういう、悪い働きをする「物質」だと、まずはっきり認識する必要があります。

 ウイルスを「殺せない」なら、私たちは対抗する手立てがないのか? 

 いえいえ、ウイルスは悪い働きをする「物質」ですが、そういう働きができないように

 Point 2:ウイルスを「壊してしまえ」ばいい

 一般には「不活性化」と表記される場合が多いようです。 

細菌、バクテリアは生きています。多くの場合、彼らは乾燥に弱い。生きていくのに水が必要だからです。

 しかしウイルスは独立した生命体ではなく、単に遺伝情報が書かれた物質(遺伝子のかけら)にすぎません。細菌よりも徹底して「破壊」し尽くす発想で、対処することが重要と思います。

 つまり、コロナウイルス対策は生き物であるバクテリア「殺菌」しようと思うのではなく、遺伝情報物質としての病原体を「破壊」するのだという認識をもって「消毒」するのが、有効な対策の1の1であるといえます。 

 ウイルス増殖メカニズム 

すでにマスコミにも顕微鏡写真が出回っているように、「コロナウイルス」は生物ではなく、ボールのような形をしており、その周りにボツボツがついています。いわば「ボツボツカプセル」です。

 このボツボツが、太陽の周りに観測される「コロナ(花冠)」と似ているというので「コロナウイルス」と名づけられている。ボールの中身はRNA、遺伝情報そのものです。

 ボツボツは一種のセンサーの役割を担っており、これが「標的細胞」を見つけて結合することで、ウイルスの中身である<泥棒の遺伝情報>RNAが私たちの細胞の中に入り込んできます。

 そして、ウイルスの遺伝設計図を私たちの細胞内のたんぱく質合成システムに与えて、いわば工場機能を乗っ取り、「ボツボツカプセル」の材料である「ウイルスたんぱく質」を合成します。 

この新しい「ボツボツカプセル」に、複製された遺伝情報であるRNAを封入して、細胞の外に排出すれば、ワンサイクルが完了。

 私たちの細胞としては、本来の働きが停止して、関係ない「ウイルスたんぱく質の合成」という別の生体工場としての役割に「乗っ取られて」しまいますから、健常な代謝が失われ、またウイルスが作り出す異物たんぱく質が有毒だったりする場合もあり、いずれにしても非常事態に陥ります。

 これが「コロナウイルス」増殖の基本的なメカニズムで、ウイルスに「感染」している人は、一部の細胞をこんなふうにウイルスに乗っ取られているわけです。

 しかし、それほどの大事に至っていなければ「発症」以前の状態にとどまります。

 私たちの身体には免疫の機構がありますから、若くて元気な個体であればコロナウイルスを自前でやっつけてしまうことも可能です。 

今回のコロナウイルス感染で、高齢者に犠牲が多く出ているのは、持病があるなどを含め、免疫機能が落ちている場合、乱入者であるウイルスの反乱増殖を抑えることができず、本来の生体機能にも支障が出て、最終的には生命にもかかわるリスクが懸念されることになる。

 というのが「コロナ菌」ではなく、ウイルスである「新型コロナ」の感染や増殖、発症の大まかなメカニズムということになります。

 これを阻むには、どうすればいいのでしょうか?  

 宇宙船を破壊せよ!  コロナウイルスの「壊し方」 

先ほど記したように、コロナウイルスは「ボツボツカプセル」に入っています。一番分かりやすい壊し方は、このカプセルを破壊してしまうことです。

 たとえていうなら、宇宙船に乗って私たちが飛行しているようなもので、もし宇宙船が壊れてしまったら、私たちは宇宙空間に放り出されて、月にも火星にも到着できなくなってしまいます。

 だからまず、このカプセル、一般にはウイルス表面の「エンベロープ」構造などと呼ばれますが、これを壊してしまえばいい、ということになります。

 宇宙飛行ならずとも、感染飛沫などの形で飛来してくるRNA連中が、私たちの身体まで「無事着陸」できないようにしてしまうこと、これに尽きます。

 アルコールが「除菌」ではなくウイルスの「消毒」に有効、というのは、この「エンベロープ」つまり「ボツボツ」センサーのついた危ないカプセルを、有機溶媒で溶かしてしまうから、それ以上感染できない、という動作原理によるものです。 

つまり、膜さえ破壊できれば、どんな消毒剤でも有効ということになる。

 世の中では消毒用アルコールが売り切れたり、1人1本に販売制限したりしているようですが、私の見る限り、コンビニエンスストアでは2リットルくらい入った焼酎のペットボトルが普通に売れ残っていました。あれで私は十分と思います。

 私の両親は大正生まれで、戦時中は兵隊として最前線で、あるいは一市民として焼夷弾に直撃されたりして、いずれも数年単位で寝たきりの生活を送りました。

 もちろんそんな時代ですから十分な衛生設備などありません。

 お酒や焼酎を使って最低限の滅菌消毒を行って命を繋ぎましたから、私が子供の頃も、その延長で、日常生活で身の回りにあるもので、保険衛生を保つのが当たり前でした。

 父の場合は特にシベリアの強制収容所で結核「菌」に罹患し、ほとんど死にかけました。幸い、国際赤十字の視察で見つけてもらい、病院船で復員、10年近く寝たきりでしたが、何とか生き返りました。 

理由は「抗生物質」の発見、ストレプトマイシンがなければ、いまここにこうして私が存在することもありません。

 「コロナ」が「菌」だったら、抗生物質で対処できるのでよほど楽、というのは次回のコラムに記しましょう。

 テレビ・バラエティで「アルコールが効く」などというと、薬局薬店に殺到してアルコールが売り切れになる。

 でもうがい薬やオキシドールなど、より強力な効果を発揮する消毒剤は山のように売れ残っている。

 科学リテラシーの欠如が危機を招くとは、こういう状態を指すように思います。

 ウイルスの「ボツボツカプセル」を破壊するのには、ヨード製剤のうがい薬も、オキシドールなどの過酸化水素水も、当然ながら非常に有効です。

 ただ、どのような部位にどう用いるか、といったことは逐次の検討が必要、これはアルコールも同じことです。 

伊東 乾さんから引用 

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