『薫風自南来、殿閣微涼を生ず』

この語には面白い因縁話があります。


唐の文宗(ぶんそう)皇帝こうてい(840年没)が、

人は皆、熱に苦しむ

我は夏日の長き事を愛す

このように起承の句を作ったのを承けて、
詩人である柳公権が、転結の句を作って
一篇の詩といたします。

薫風自南来
  
殿閣微涼を生ず

世間一般の大多数の人々は
夏の日のカンカン照りの厚さを厭いやがるけれども、
私はその夏の日が一年中で一番長いのが大好きである。

暑い暑いといっても、時折り、木立こだちを渡って
そよそよと吹いてくる薫風によって、

さしも広い宮中もいっぺんに涼しくなり、
その心地よさ、清々すがすがしさはむしろ
夏でないと味わえないというわけです。

しかし約二百年後、宋の詩人、蘇東坡は、
この詩には残念ながら為政者として
庶民への思いやりがない。


すなわち、風も通さぬウサギ小屋のような
小さな家に起居し、

炎天下、農耕に、商売に
精を出さねばならない一般庶民の苦しさを忘れて、

夏の長い日を広々として宮中で
遊んで暮らせばよい皇帝の
思い上がりの詩であると批評し、

当時の上流階級の人々への諷刺をこめて
一篇の詩を作ります。

一たび居.の為に移されて

苦楽永く相忘る


願わくは言わん此の施こしを均しくして

清陰を

四方に分かたんことを

皇帝陛下は生まれながらにして
広々とした宮中に住んでおられるので、
天下の人々が炎熱の中に苦しんでいるのに気がつかないのです。

どうか、もっと天下万民の上に思いを寄せ、
「薫風自南来、殿閣微涼を生ず」のような
楽しみ、安らぎを人々に分かち与えてこそ、
皇帝ではないでしょうか。


*--------*--------*--------*-------*--------*

そんな想いから
平らかに成る世を創ろうと
このタイムラインに生まれてきた私たち


もう終わりの時が到来して
はじまりの時を刻み
国づくりの準備が整った

迷うことなく進みなさい

あなたが信じる道を。。。

もう今までの自分はいないのです

むしろ、今まで自分と思ってきた、あなたは
はじめからいなかったと言う方がいいのかもしれない

あなたは、生まれる前の自分に還って
今その場所にいるのです


忘れ去り、使えなくなっていた術も
みんな今は、あなたの元にある

戦い、貧困、病、老い

ずーっと、そんな怖い夢をみてきただけなの

恐れていたもの

あなたを縛り付けてきたもの

それは、みんな夢であり幻だった

もうすべて達成できたのですから

夢のことは一切、忘れてしまえばいい


意味さがしなど、分析も要らない

真実は、

今ここに、

眩いばかりに輝く、

あなたがいるということだけなのだから。。。

※参考 禅語「薫風自南来 殿閣生微涼(槐安国語)」
http://www.rinnou.net/cont_04/zengo/050701.html

表示: 250

コメント

コメントを追加するには、銀河連邦フォーラム のメンバーである必要があります。

銀河連邦フォーラム に参加する

6:49pm の 7 月 23, 2015 にある 獅子 ark 666 のコメント
阿閉さん、上手くコメントにまとめてくださって嬉しいです!
二元化での体験で色んな体感を味わい尽くしたからこそ、内側の世界が豊かになっていったのですよね。
エネルギー体ではこの体感は出来ない。肉体があるからこそ、五感で堪能する醍醐味を味わえた。
その豊かな豊かな内面が目標レベルまで達し、それをを具現化する約束の時がとうとうやって来たのです。
4:42pm の 7 月 23, 2015 にある あべ のコメント

暑さがあったからこそ、涼しさを感じることが出来た。

そして、その涼しさを万人が感じることの出来る世界へ。

過去は、今につながり、今は、未来を創造していく。

時間も空間も超越して、求め、憧れ続けた世界へ。

© 2019   Created by 古谷 茂.   提供:

バッジ  |  問題の報告  |  サービス規約